EC2 インスタンス上のデータをバックアップするのに root しか読み取り権限がないファイルやディレクトリをどうコピーするか、という問題にあたった。AmazonLinuxでは root のログインを禁止しているため何らかの方法でユーザをスイッチしなくてはならない。んで、rsyncのマニュアルを読み返して考えたところ --rsync-pathオプションで rsyncを sudoで実行すれば良いことに気づいた。

なお、このサーバは踏み台を利用しており、ホストや秘密鍵の設定などは ssh/configに書いてあるためそれを -e "ssh -Fssh/config"で呼び出している。--compressは無くてもいいが EC2 インスタンスからグローバルへの転送は料金がかかるので圧縮しておいた方がコストが減らせる。

rsync -av--progress--compress\--no-o--no-g--no-p\--copy-unsafe-links\-e"ssh -Fssh/config"\--rsync-path="sudo rsync"\
    remote:/path/to/source/ /path/to/destination/

--no-o、--no-g、--no-pはそれぞれ --no-owner、--no-group、--no-permsの省略形。-aオプションは -rlptgoDの省略形であるが、このうち o、g、pを打ち消す（-aを使わずに -rltDでもいいだろう）。打ち消している理由はバックアップ先のメディアが FAT32でそもそもパーミッションという概念が無く、「パーミッション変更できまへん」エラーが大量に出るから。本来であれば EXT4や XFS などの Linuxファイルシステムが望ましい（今回はクライアントからの要望で USB メモリ標準のフォーマットを使用した）。

BOOTH と pixivFANBOX にアップしました。

hirubokari.booth.pm

www.pixiv.net

毎日特に不自由なく Ubuntuで Dropboxを使用していたが、ある日を境に同期されなくなってしまった。macOSや iOSは同期されているので Linux版 Dropboxのアップグレードか何かで動かなくなってしまったかと思い、バージョンを確認してみたがアップグレードされた形跡は無い。Dropboxの無料接続数の上限にでも達したかと思い確認してみるがこちらも問題は無い。

普段はでデスクトップ環境にログインした際に自動的にデーモンが起動するようになっているが、一旦コマンドラインから停止・起動してみる。

$ dropbox stop
$ dropbox start

暫く待っていると何やらエラーメッセージが出てきた。どうも fs.inotify.max_user_watchesの値が足りないっぽい。「そういえばこの前サーバのバックアップを Dropboxフォルダに保存しちゃって数万ファイルを削除したな…」と思い出したり思い出さなかったり。

Unable to monitor entire Dropbox folder hierarchy. Please run "echo fs.inotify.max_user_watches=100000 | sudo tee -a /etc/sysctl.conf; sudo sysctl -p" and restart Dropbox to fix t he problem.

fs.inotify.max_user_watchesのデフォルト値は 8192で、エラーメッセージでは /etc/sysctl.confで 100000に設定するべしとあるが、/etc/sysctl.confに追記したくないので /etc/sysctl.d/99-dropbox.confを新規作成してそちらで定義する。

$ echo'fs.inotify.max_user_watches = 1048576'| sudo tee /etc/sysctl.d/99-dropbox.conf

設定を反映させる。

$ sudo sysctl -p /etc/sysctl.d/99-dropbox.conf
fs.inotify.max_user_watches =1048576

暫くすると Dropboxの同期が再開する。

複数サーバ間でファイルの同期を行ったりするのに lsyncd を使うサーバなんかでは fs.inotify.max_user_watchesを別途設定することがあるのだけど普段使いのマシンでやることになるとは思わなかった。

思えば去年の秋季例大祭前にデッサン人形買おうかな〜と思い半年以上が経ちました。その頃は figmaarchetypeが欲しかったんですが常に生産しているわけじゃないらしく、当時は手に入らなかったんですよね。

Amazonでは模造品（以下パチモノ）が出回っているようなので amiami とかちゃんとしたフィギュア専門店で買うのが良さそうです。

www.amiami.jp

それから月日が経ち、YouTubeで絵師さんの配信を見ていて「ボディちゃん」というフレーズが出てきて「あ、そういえばデッサン人形買おうと思ってたんだ」と思い出しました。

最近キーボード関係で AliExpress なんかを見ているのですがもしかしたら海外製の安いのがあるかも？と思い調べてみたら S.H.Figuarts のボディちゃんとボディくんが山ほど出てくるではないですか。

販売価格は国内の 1/5 以下。明らかに怪しいですね。商品説明欄の写真はメーカーサイトのものそのままなのですが、レビューに掲載された写真ではバリ等が目立ちます。

いや、もしかしたら本物が届くかもしれない！

そう思って適当に注文してみることにしました。4体買ってお値段 5,830 円也。（お店分けて買ったほうが面白かったかも）

待つこと数日、遂に商品が届きました！！！

中国から届いたもの。パッケージは多分本物かな？本物はホログラムシール貼ってあるらしい pic.twitter.com/zU4Y3L0oQm

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 1, 2020

中の人形に影響は無さそうですが噂通り箱は結構ボコボコ。パッケージは本物っぽいですね…。っていうか本物なのかも。ちなみに本物にはホログラムシールが貼ってあるそうで、こちらの4箱にはどれも貼ってませんでした。

では開封していきます。

まず最初は『ボディちゃん -矢吹健太朗- Edition (Pale orange Color Ver.)』です。

「ほうほう…」

「ほうほうほう…」

「ほう…？？？」

気になって他の箱も順に開封していきます。

「こ、これは…！！！」（コナンのペロッ的な）

中国からパチモノ届いたよ！！！ pic.twitter.com/Ly6h89emzk

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 1, 2020

見事全部パチモノだったようです！

まずバリがすごい。

そして歪み。

あと歪み。

穴という穴に入らなくて「穴の意味とは？」ってなるくらいのアバウトさ。

ソリッドブラックだけ少し品質が良くて自立も出来るのですが背中の穴が歪んでいてサポーターが取り付けられません。

稼働領域も左右で結構違ったりしますし。左右対称のポーズなんてあまり描かないからいいんですけど。それにしても部品が折れそうです。

これでデッサンの練習すると色々なものが歪みそうです。私はざっくりとボーンの位置把握くらいしか使わない予定なので多分大丈夫？？？

中に冊子と説明書が入っていましたがそちらは本物っぽかったです。

いやいや、「模造品を買わされた！プンスコプンスコ！」というよりは「中国もっと頑張って！ｗ」って感じです。Amazonで出回っている模造品も同じものなんでしょうね。

というわけでデッサン人形はちょっと高くてもきちんとしたお店で正規品を買いましょうね！

今度秋葉行って本物買ってこよ。

先月注文した中華メカニカルキーボード『Anne Pro 2』が本日到着したのでファーストインプレッションを色々書いていきます。尚、到着までは約 14 日でした。

『Anne Pro 2』とは

海外のショッピングサイトで購入出来る中華製キーボードです。キーボードのサイズの中では「60 % キーボード」と呼ばれる分類のものです。読み方は「アン プロ 2」でしょうか。似たものとして若干お高めの Ducky One 2 Mini があります。Amazonでは RK61 というちょっとお安めの製品もありますね（品質の程は知りませんが）。お値段は日本円で約 9,000 円で国内で販売されている同等サイズの Majestouch MINILA や ProgresTouch Tiny よりも若干お安めです。

本体の色は白か黒の二種類、軸は Cherry、Gateron、Kailh の 3 シリーズ（？）から赤軸、茶軸、青軸、銀軸、白軸が選択出来ます。

茶軸のキーボードは既に持っていて、青軸は使い所がないため今回は Gateron 赤軸をチョイスしました。

到着時に箱は若干凹んでいるところがありましたが中身の商品には問題なし（中国から送られてくるのでだいたい多少凹んでいるのはご愛嬌ですね）。キーボード本体に英語マニュアル、交換用キーキャップ、USB-C ケーブル、キーキャッププラーが入っています。USB-C ケーブルは恐らく本体カラーの白と黒の間を取って赤にしたのだろうと思いますが若干浮いてしまうので別のケーブルを Amazonで注文しました。

キタコレ pic.twitter.com/0pMDQ6UuqI

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

はじめて〜の〜60%〜♪ pic.twitter.com/TIWd41MIQp

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

赤軸です pic.twitter.com/uBcuD2rX3P

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

Anne Pro 2 は LED バックライトが付いていて標準のキーキャップもそれに合わせたものになっています。オプションのキーキャップを取り付けてしまうと LED が透過しなくなってしまうのですが、折角なので Escキーだけ交換することにしました。アクセントになって良いですね。

Escだけ交換 pic.twitter.com/b61H9Bde8u

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

重さは 648 g で標準的（？）でしょうか。バッテリーを搭載していますが多分それほど大きいものではないのではないかと思います。Majestouch Convertible 2 Tenkeyless の 1 kg 超えに比べたら全然軽い方ですね。

バッテリー込みなのでそれなりに重さはある pic.twitter.com/EmuL4rd2zS

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

幅は当然 87 キーよりも小さいのでリストレストが余ります。後日ぴったりサイズのものを購入してこようと思います。

リストレスト、MサイズだとかなりでかいからSサイズ買わなきゃ pic.twitter.com/k6t8WkXATR

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

Anne Pro 2 には可動スタンドが付いていないので角度調整は出来ませんが、一般的なキーボードに配置されている F1〜 F12などが無いので大丈夫だと思います。（個人差があるかもですが）

ではキーボードを触っていきます。

Gateron Red と PBT キーキャップのやわらかいタッチと押し心地

ここ数週間は ABS のキーキャップを装着した Cherry の黒軸を使っていたのですが、とにかく赤軸がめちゃくちゃ軽い！また、ABS のキーキャップは硬い印象で音も軽めなんですが Anne Pro 2 の PBT キーキャップ（100 % ではない）はやわらかい印象です。押した感じの音はカツカツと言うよりはコツコツですね。静音軸ではないのでそれなりに音は出ますが、筐体の関係か Majestouch よりも音が響かずとても気持ち良い音が出ます。

キーキャップはそんなの厚み無いけどPBTだから感触が良い。やっぱABSは自分には合わないな pic.twitter.com/b0iat4b8rC

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

Cherry の赤軸は持っていないので Gateron 赤軸との違いはよくわからない。

スタビライザー付きのキーの音が良い

Majestouch シリーズで使われているスタビライザーとは構造が違い、Anne Pro 2 のスタビライザーを使用しているキーの音はとても静かです。Spaceだけは若干うるさいですが、静かに叩けばとても静かになりますし、Majestouch と比較してもだいぶ静かな方だとは思います。

タイピング音

前回はローマ字タイピングだけだったんですが、今回は英語タイピングもしてみました。

Anne Pro 2 はスペースキーの音が結構大きいです。

Anne Pro 2 ちゃんこんな感じ pic.twitter.com/NkpvKQNDhL

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

Majestouch の黒軸と茶軸はこんな感じ。上が黒軸（ABS キーキャップ）で下が茶軸です。こういうとき Bluetoothモデルはケーブル要らずでいいですよね。

デュアルマジェ子 pic.twitter.com/LLtao2GwQf

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

今度はローマ字入力。Majestouch より Anne Pro 2 の方がガチャガチャしておらず静かだと思います。

www.youtube.com

www.youtube.com

尊師スタイルは出来ますか？

はい、出来ると思います。将来こんな感じで使おうかと思っているのですが、ゴム足の位置が悪いのでプレートを用意する必要がありそうです。近所のレーザーカッターが使える工房がコロナでしばらくお休みなのでもう少し先になりそうですが…。

こんな感じで尊師スタイルしたいです pic.twitter.com/cRciQuGACk

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 4, 2020

難点：カーソルキーの操作がちょっと難しい

見ての通り Anne Pro 2 には独立したカーソルキーがありません。これは他の 60 % キーボードと呼ばれるものも同じです。ではどのようにして上下左右を入力するのかと言うと、Anne Pro 2 の場合は二種類（本当は三種類）あります。

一つ目は Fnキーをホールド（Hold）しながら W、S、A、Dを押す方法です。普段右手で操作するカーソルキーを左手で操作するのに違和感を感じます。

二つ目は右下の 4 つのキーをタップ（Tap）する方法です。一般的なキーボードと同じように右手で操作することが出来ますが、押しっぱなしは出来ません。また、Shift キーとの併用も出来ないので範囲選択には使えません。

あともう一つ CapsLockに割り当てられている Magic Function という機能でも上下左右の操作が出来るようなのですが macOSでは動いてくれませんでした。（そもそも Aの隣は Ctrlとして使う人間なのでこの機能は最初から使えない）

ソフトウェアでキーリマップが出来るようなので自分のお好みに設定出来るようなのですが、自分はこのままデフォルトで使おうと思っています。

ちなみに Ducky One 2 Mini は I、J、K、Lに割り当てられているようです。（Fnキーが Anne Pro 2 と比較してひとつ外側に付いているため指がつりそうな気がして今回買わなかった）

慣れれば多分使えるようになるとは思うのですが、面倒臭さを感じる方やキーボード操作が苦手な方にはおすすめ出来ないキーボードです。

人にオススメするかしないか

Anne Pro 2 は 60 % キーボードのことを調べていて YouTubeで見かけたんですが、ゲーム目的のユーザでも LED が付いていたりコンパクトでメカニカルということで買う人が多いみたいですね（カーソルキー使いづらくて結局使うのを辞めたというのも見ましたが）。

本当に 60 % キーボードが欲しい人ってある程度キーボードに詳しい人だと思いますのでキーの少なさとかはあまり気にしていないのではないかと思います。

今回自分が購入したのは近々自作キーボードを作ろうと思っていて主流の 60 % にするか悩んだからです。せっかく数万円かけて作っても 60 % が使いこなせず「やっぱり 64 や 87 が良かった…」なんてことになると悲しいですからね（諦めて何が何でも 60 % を使うという考え方も無くはない）。

触ってまだ一日ですが、「60 % かつ US 配列」ということでコンパクトなメカニカルではあるけどキーボードのわかってること人以外にはあまりオススメはしないと思います。多分普通の人は買って後悔する人の方が多いんじゃないかな。モノはとてもいいんですけどね。

利便性を考えると 87 キーボードの方が圧倒的にいいんですが、やはりサイズが大きいことと自作キーボードの場合はケースが少ないという問題があります。87 キーの Tofu とかあってもクッソ重そうですし。

実は Majestouch Convertible 2 が終売に向かっているっぽいのでもう一台買っておこうと思ったんですが、Anne Pro 2 を触ってみて他の中華メーカーのものを買うことにしました。AKKOっていうところのなんですけど（もう決まってんのかよ）。Majestouch Convertible 2 Tenkeyless も悪くはないのですがやはり筐体の鳴りが気になります。店頭で触った MINILA はそれほどでもなかったと思うのですが Convertible 2 は黒軸でも煩いですね。US 配列の静音赤軸もといピンク軸出してくれていたら買ったのに…残念。

暫くは Anne Pro 2 を使ってみて自作キーボードへの足がかりにしようと思っています。

Anne Pro 2 はどこで買えますか？

Gearbest などで買えます。他の商品もそうですが、多分送料込みの値段になっていると思います。

なお、2020 年 4 月 4 日の時点はコロナウイルスの影響か、Gearbest では品切れ状態となっています。（検索しても出てきません）

www.gearbest.com

AliExpress でも取り扱っているお店がありバリエーションによっては在庫もあるようです。

ja.aliexpress.com

Amazonジャパンでもマーケットプレイスで購入出来るようですが値段が若干高くなっています。国内の変なマーケットプレイスから買うよりかは Gearbest で買ったほうが信頼性高そう…な気がします。（届くのちょっと時間かかるけど）

先月、日本語配列の Logicool K380 を買ったんですが、その後 Majestouch Convertible 2 US配列を購入し、身の回りの環境が US 配列になってしまい K380 を使わなくなってしまいました。

K380 は現在販売されているパンタグラフキーボードの中ではもっとも使いやすく、日本語配列というだけで使わなくなってしまうのはもったいなかったので US 配列を輸入することにしました。（日本国内では日本語配列のみ販売されているため US 配列は海外で購入するしかないっぽい）

ちょうど Anne Pro 2 を注文しようと思っていたところだったので Gearbest で一緒に注文することにしました。

www.gearbest.com

自分が購入したときはちょうどセール中だったので $39.99 で購入することが出来ました。K380 の国内販売価格は現在 3,000 円前後なのでちょっとお高めですね。だいたい二週間くらいで届きました。

開封品が送られてきた！？

日本郵便さんから荷物を受け取り、がっちり保護されている外装を取り外します。基本英語で所々中国語っていう感じでしょうか。日本版とかパッケージの写真も少し違うようです。

商品を取り出したところ、化粧箱のシールに切れ込みが入っていました。中を開けてみるとキーボードの袋が前後逆になっていたりと明らかに開封された形跡があります。

何をされたのだろうか？と思って一通り確認してみるとどうやら電池が抜き取られているようです。

本体は綺麗だったのですが返品されたものを送られてきたのかなぁ…とちょっとがっかりしました。

値段が安くなっていたのでもしかしてそれが原因かなと思い、商品説明欄をもう一度読んでみるとこんなことが書かれていました。

- 2*AAA battery are not inclued in the original package for safe shipment. You can buy it in your local market.

簡単に訳すと「安全な輸送のために電池は入っていないよ」ってことだそうです。なるほど納得。輸入だとこういうことがあるのだと勉強になりました。（一緒に頼んだ Anne Pro はバッテリー入ってるけど海運だったのかな？）

日本語配列と US 配列を並べてみる

せっかく手元に二種類あるので並べてみました。プラスチックの質感が若干違うような同じような…。まぁ配列以外はほとんど同じですね。日本語配列と US 配列ってホームポジションの位置が若干違ったりするのですが K380 は上から二段目のみキーの位置が若干異なるようです。日本語配列の右 Fnが US 配列だと右 Ctrlになっているのが特徴でしょうか。

タイピング音は…日本語配列の方が若干静かなようなそうでもないような…。

現在のメインキーボードは Anne Pro なのでこの子の出番はあまり無いですが、K380 は（静音軸を除いて）メカニカルキーボードより確実に音が小さいので人目を気にしそうな場所で使おうと思っています。あとは iPadで使ったりとかかな。

ちょっとお高めでしたが良い買い物でした。

「CentOS 8 に lsyncd 入れておいてよ」と言われたので入れようと思ったが CentOS 8 では epel-releaseパッケージをインストールしても lsyncdパッケージが出てこないっぽい。2020 年 2 月に GitHubに issue が出されているがいまのところ対応されていない様子。

github.com

ソースからコンパイルしてもよかったがビルドツールをインストールするのが無駄だったので CentOS 7 のパッケージを使うことにした。

https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/l/から lsyncd の RPMパッケージをダウンロードしてインストールすることにする。依存関係に Luaが必要になるので事前に epel-releaseパッケージをインストールしておく。

yum install epel-release

yum install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/l/lsyncd-2.2.2-1.el7.x86_64.rpm

以上

知人がツイッターっでなんだか可愛らしいものを買っていたので何コレと聞いたら「ぷちりっつ」というものらしい。パッケージも可愛いし、等身もデッサン人形として使うのにちょうど良さそうな感じ。お値段も 1,000 円くらい。yodobashi.com で買おうと思ったんだけどマシュが完売してたので Amazonで注文。翌々日には届きました。

私は UFO キャッチャーでフィギュアを釣ることはあっても開封することはせず、人に譲るか押入れの中で眠らせておくタイプの人間で、フィギュアをまともに買うということはしたことは無かった気がします。（先日のデッサン人形除く）

さてせっかくお金出して買ったし開封して写真取るぞー！！！と意気込んだのも束の間。開けてびっくり。

ぷちりっつ写真撮ろー！

と思ったらこういう仕様なのか… pic.twitter.com/JCuiNGLH1t

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 10, 2020

ぷ〜ら〜も〜で〜る〜♪

マジかよ。

まぁ確かにフィギュアのサイズ的に箱のサイズでかかったし？

仕方ないので仕事の待ち時間使いながらニッパーでパチパチ切りながら組み立てました。プラモデルなんて何年ぶりですかね。小学生の頃のミニ四駆が最後じゃないでしょうか。

それにしても最近のプラモデルってすごいですね。昔は同じフレームに複数色がくっついてるなんてなかったと思うんですけど同じフレームに違う色のパーツが付いてたりするんですね。あと先日海外から輸入したデッサン人形よりプラスチックの質がめちゃくちゃ良い。そして造形がすごい。よくこんな複雑なもの作れるなと思いました。だって眉毛までパーツで再現してるんだよ？？？流石オタク王国ジャパン、とか思いました。

シールとかあまり貼りたくない人間なので瞳だけシールを使うことにしました（沖田さんだけ袖の柄も。これが無いと新選組っぽくないので）。

まずは沖田さんの組み立て。仕事の合間にやってたので 1 体あたりだいたい 30 分くらいでしょうか。電子工作用に買っておいた高いニッパーが非常に役に立ちました。

沖田さん出来た pic.twitter.com/EVimdMqjU5

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 10, 2020

続いてマシュも組み立て。組み立てはマシュの方が面白かったかな。シールド作るのすごく楽しかったです。

せっかくなので一眼レフを引っ張り出してパシャパシャ。こちらも使うの数年ぶり。Canon EOS D60です。2002 年発売の一眼レフなのに約 600 万画素。何これダイナミックレンジゴミカスか。レンズは Nikon Micro-Nikkor 55mm F3.5。全然使ってなかったせいでヘリコイド激重。

1,000 円のプラモデルにしてはかなりいいのではないでしょうか。原型が素晴らしい。フィギュアみたいに細かい装飾が潰れていることもないですし、首や腕、足もある程度動きます。環境があれば塗装とかもやってみたいですね。

久しぶりにプラモデルを作ってみて「あ、これ塗りまでやったら普通の市販価格納得だわ」と思いました。子供の頃はなんとも思ってませんでしたが大人になると物の価値観わかるものですね。フィギュア製作者さんって凄い。

このシリーズでプリコネとかアズールレーンとか出たら欲しいな。

あ、ちなみに自分は FGOやってません。（玉藻と清姫が好きです）

ぷちりっつ Fate/Grand Order セイバー/宮本武蔵 色分け済みプラモデル

• 発売日: 2020/02/29
• メディア:付属品

ぷちりっつ Fate/Grand Order シールダー/マシュ・キリエライト 色分け済みプラモデル

• 発売日: 2019/09/21
• メディア:付属品

ぷちりっつ Fate/Grand Order セイバー/沖田総司 色分け済みプラモデル

• 発売日: 2020/03/21
• メディア:付属品

ぷちりっつ Fate/Grand Order キャスター/ネロ・クラウディウス 色分け済みプラモデル

• 発売日: 2019/09/21
• メディア:付属品

ぷちりっつ Fate/Grand Order アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 色分け済みプラモデル

• 発売日: 2019/10/19
• メディア:付属品

ぷちりっつ Fate/Grand Order アーチャー/ギルガメッシュ 色分け済みプラモデル

• 発売日: 2020/06/30
• メディア:付属品

今年の 2 月に Majestouch Convertible 2 JP 配列茶軸を買ってからと言うもの、メカニカルキーボードにハマり Majestouch Convertible 2 US 配列黒軸、Anne Pro 2 赤軸と色々買いました。（パンタグラフだが Logicool K380 JP 配列 & US 配列も）

しかしこれらはすべて自作メカニカルキーボードのための布石でした。

• タクタイル OR リニア
• JP 配列 OR US 配列
• 87 キー OR 60 %

ここまで来るのにメカニカルキーボードを 3 台も購入したわけですが、いよいよ自作キーボードパーツを注文しました。

AliExpress や Banggood でパーツを揃えようと思ったんですが、KBDfans で一通り揃いそうだったことと、KBDfans が PayPalに対応していたので KBDfans で注文することにしました。

キースイッチ二種類やら真鍮プレートやらにしてしまい配送オプション含めて $287.35 USD、日本円で 32,641 円でした。結構いったなぁ…。

PCB

60 %（61 キー）で QMK に対応している DZ60 にしました。RGB モデル？とかサタンとか見かけたのですがとりあえず KBDfans に在庫があった DZ60 REV 3.0 USB-C です。ホットスワップ対応の PCB が GK64 とかしかなく、QMK が使えないので止めました。（Linux& Mac人間からするとソフトウェアの対応は非常に重要）

スタビライザーは Cherry にしておきました。

DZ60 REV 3.0 60% MECHANICAL KEYBOARD PCBkbdfans.com

Plate

60 % の真鍮プレートにしました。アルミの倍の値段するので躊躇しましたが、なんとなく叩いたときの音が真鍮の方が良い気がしたので…。

Brass 60% platekbdfans.com

Case

アルミの Tofu と迷いましたがアクリルフロストの Tofu にしました。DZ60 は背面に LED が付いているのでそれを活かしたいな、と。あとアルミだと重いし、持ち歩くことを考えると角が鞄の中で色々なものを傷が付きそうだったので今回はアクリルにしました。（一応ソフトケースも注文してあるので持ち歩きの際はそちらに入れるのですが）

[In stock] TOFU acrylic frosted 60% casekbdfans.com

こちらの方が組み立てているのと同じです。

www.youtube.com

anode もめちゃくちゃ格好いいのですが、これは Anne Pro 2 の移植用に使うかもしれません。

Mechanical keyboard anode aluminum case 60%kbdfans.com

Switch

Anne Pro 2 で使用している Gateron の赤軸がすごくいいのと、持ち歩きしてコワーキングスペースなどで使うことを考えて静音タイプをチョイス。Cherry の茶軸は持っているのですが Gateron の茶軸を持っておらずフィーリングがわからない…。一応 Gateron 茶軸の Anne Pro 2 があと数日で Banggood から届く予定なのですが、持っているスイッチを使うのはあまり面白くないということで KBDfans の Alias 60g も候補に。Gateron Silent Red と Alias 60g のどちらにしようか悩みましたが 3,000 円くらいなら一緒に頼んでしまえということで両方注文しました。とりあえずハンダ付けしないでプレートに装着してみて違いを確かめて使う方を決めようと思っています。メインのキーに Alias 60g、制御キーに Gateron Silent Red のコンビでもいいかもしれない。制御キーにタクタイル感とか要らないし。

SWITCHES *68kbdfans.com

SWITCHES *68kbdfans.com

Keycaps

Banggood で PBT の OEMプロファイルと DSA プロファイルのキーキャップをいくつか注文しているので使ってみて良いものを合わせようと思っています。

KBDfans では Anne Pro 2 用に無刻印の真っ白なキーキャップと猫の肉球キーキャップだけ注文しておきました。

OEM Profile PBT 60keys Keycapskbdfans.com

ZOMO Catpaw Plastic Keycapskbdfans.com

Accessory

持ち運び用に PU レザーの 60 % キーボード用バッグを注文しました。これで $8.8 USD ってめっちゃ安い。日本だと 2,980 円とか余裕でしそうです。

PU artificial leather, keyboard bagkbdfans.com

グリスをまだ持っていないので Krytox を遊舎工房さんで購入する予定です。まずはルブなしの感触が気になるのでスタビライザーにのみ使う予定です。

コロナの影響でいつ出荷になるかわかりませんが、AliExpress や Banggood で購入したものも概ね一週間以内には出荷され到着まで二週間前後なので GW までには届くはず…と期待しつつ到着を待ちます。

自作キーボードパーツを注文したので尊師スタイル用の環境を整えておこうかな、と。尊師スタイルをすると言っても私は Linuxユーザで MacBookではなく Let's Note なので自作せねばなりません。（Macだったとしても買う気は無いけど）

とりあえず手元にある 60 % キーボードが Anne Pro 2 だけなので Anne Pro 2 を載せてみます。

こんな感じで載せるためのプレートね pic.twitter.com/WbpsMs3AtC

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 14, 2020

だいたい A4 用紙半分くらいなので 300 x 105 mm ってところですかね。Tofu ケースがまだ届いていないのでネットで漁ってきた図面で確認。だいたい合ってるので仮で作ることにします。

単にプレート切り出すだけでもいいんですが、せっかくレーザー加工機を使うので何か彫刻を入れたいところ。最近プリコネにはまっているのでプリコネで何か作りたいな、と。普通にキャラの立ち絵トレスしてもいいけどなんか面白くないので他に何かないか考えてみたところ抜擢されたのがコレ。

🤔 pic.twitter.com/jxDQM74atm

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 14, 2020

コッコロちゃんの『主さまがんばれスタンプ』ですね。

これ実際に売られている（いた？）ので押印したものをスキャンするのが一番味が出るのでしょうが実物が無いのでベクターデータを作ることにしました。口のあたりがどうなってるのかイマイチはっきりしませんがなんとか形にはなったかな。ロゴはトレースする元気がなかったのでちょうど合いそうなフォントをチョイス。

A4 のプリンターしか無いので縮小して仮出力。キーボードを置いてしまうと隠れてしまう部分ですがなかなか良い。（自己満足）

縮小印刷なのでサイズ小さいけどこんな感じの尊師スタイルプレートになりそう

結構良いのでは🤔✨

今のところMDFで作る予定だけどPCBの裏面にLED付いてるからアクリルで作ってもいいかな pic.twitter.com/l5W7GX1soh

— よ｜超麻婆豆腐 (@mattintosh4) April 15, 2020

で、ちょっと気になるのが著作権。このデータを使ってレーザー加工機でグッズっぽいものを作った場合に著作権法違反になるのかというのをツイッターで呟いたところ心優しいからアドバイスをいただき、「使用目的の複製」に該当するので問題ないそうです（自分で作る、というのも大事だそうで）。ありがとうございます。

コロナウイルスの影響でレーザー加工機が使える工房が GW 明けまで休みなので現物を制作するのはまだ先になりますが今からちょっと楽しみ。MDF にするかアクリルにするかも決めなくておかなくてはなりません。コスト的には MDF の方が安いのですが DZ60 は裏面に LED が付いているのでアクリルでもいいかなと思っています。あとは強度との相談ですかね。

例年なら GW が待ち遠しいところですが今年は GW 明けが待ち遠しい…😌

自宅サーバ用として ROCK64 というシングルボードコンピュータを使用しています。無線は搭載されていませんが、GbEで 4 GB RAM、USB 3.0 搭載で秋月電子で 5,000 円前後で購入することが出来ます（Raspberry Pi 4 が出るまでは旧 Raspberry Piを大きく突き放すスペックでした）。

使用可能な OS は何種類かありますが、現在は Armbian で運用しています。この Armbian は名前の通り Debianベースの ARM マシン向け OS です。シングルボードコンピュータでは microSDが使われることが多いですが耐久性に難があります。そこで、Armbian では /var/logに ZRAM が使われています。

ZRAM の状態は zramctlで確認できますが、デフォルトでは /var/logへの割り当ては 50 MB と、運用によってはかなり少ない割り当てになっています。

$ sudo zramctl
NAME       ALGORITHM DISKSIZE  DATA COMPR TOTAL STREAMS MOUNTPOINT
/dev/zram1 lzo             1G 29.3M  7.7M  8.5M       4 [SWAP]
/dev/zram0 lz4hc          50M  2.8M  655K  1.1M       4 /var/log

この設定を変更するために設定ファイルを探したりすることになったのでメモを残しておきます。

/etc/default/armbian-ramlogが設定ファイルで、SIZE=に指定した容量が /var/logに割り当てられます。

$ cat /etc/default/armbian-ramlog
# configuration values for the armbian-ram-logging service
#
# enable the armbian-ram-logging service?
ENABLED=true
#
# size of the tmpfs mount -- please keep in mind to adjust /etc/default/armbian-zram-config too when increasing
SIZE=50M
#
# use rsync instead of cp -r
# requires rsync installed, may provide better performance
# due to copying only new and changed files
USE_RSYNC=true

設定を変更したら再起動します。

システム稼働中は armbian-ramlogというサービスが稼働しています。なお、このサービスを再起動しても割当量の変更は行われません。

$ systemctl status armbian-ramlog
● armbian-ramlog.service - Armbian memory supported logging
   Loaded: loaded (/lib/systemd/system/armbian-ramlog.service; enabled; vendor preset: enabled)
   Active: active (exited) since Sun 2020-04-19 01:13:48 JST; 5s ago
  Process: 6108 ExecStart=/usr/lib/armbian/armbian-ramlog start (code=exited, status=0/SUCCESS)
 Main PID: 6108 (code=exited, status=0/SUCCESS)

Apr 19 01:13:45 rock64 systemd[1]: Starting Armbian memory supported logging...
Apr 19 01:13:45 rock64 armbian-ramlog[6108]: Mounting /dev/zram0 as /var/log/
Apr 19 01:13:45 rock64 armbian-ramlog[6108]: Sun 19 Apr 2020 01:13:45 AM JST: Loading logs from storage
Apr 19 01:13:46 rock64 armbian-ramlog[6108]: sending incremental file list
Apr 19 01:13:47 rock64 armbian-ramlog[6108]: sent 1,514 bytes  received 28 bytes  1,028.00 bytes/sec
Apr 19 01:13:47 rock64 armbian-ramlog[6108]: total size is 1,522,657  speedup is 987.46
Apr 19 01:13:48 rock64 systemd[1]: Started Armbian memory supported logging.

ブロックデバイスの情報は /sys/block以下に格納されています。

$ ll /sys/block/zram0/
total 0
drwxr-xr-x  7 root root    0 Apr 18 19:29 ./
drwxr-xr-x 14 root root    0 Apr 18 19:29 ../
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 alignment_offset
lrwxrwxrwx  1 root root    0 Apr 19 01:20 bdi -> ../../bdi/252:0/
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 capability
--w-------  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 compact
-rw-r--r--  1 root root 4.0K Apr 18 19:29 comp_algorithm
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 debug_stat
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 18 19:29 dev
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 discard_alignment
-rw-r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:21 disksize
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 ext_range
drwxr-xr-x  2 root root    0 Apr 18 19:29 holders/
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 inflight
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 initstate
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 io_stat
-rw-r--r--  1 root root 4.0K Apr 18 19:29 max_comp_streams
--w-------  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 mem_limit
--w-------  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 mem_used_max
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 18 19:29 mm_stat
drwxr-xr-x  2 root root    0 Apr 18 19:29 power/
drwxr-xr-x  2 root root    0 Apr 18 19:29 queue/
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 range
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 removable
--w-------  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 reset
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 ro
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 18 19:29 size
drwxr-xr-x  2 root root    0 Apr 18 19:29 slaves/
-r--r--r--  1 root root 4.0K Apr 19 01:20 stat
lrwxrwxrwx  1 root root    0 Apr 18 19:29 subsystem -> ../../../../class/block/
drwxr-xr-x  2 root root    0 Apr 18 19:29 trace/
-rw-r--r--  1 root root 4.0K Apr 18 19:29 uevent

ZRAM の初期化は起動時に armbian-zram-configサービスから /usr/lib/armbian/armbian-zram-configが実行され、その中で設定が行われます。

$ systemctl cat armbian-zram-config
# /lib/systemd/system/armbian-zram-config.service
# Armbian ZRAM configuration service
# Create 1 + number of cores compressed block devices
# This service may block the boot process for up to 30 sec

[Unit]
Description=Armbian ZRAM config
DefaultDependencies=no
After=local-fs.target
Before=armbian-ramlog.target
Conflicts=shutdown.target

[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/usr/lib/armbian/armbian-zram-config start
ExecStop=/usr/lib/armbian/armbian-zram-config stop
RemainAfterExit=yes
TimeoutStartSec=30sec

[Install]
WantedBy=sysinit.target

/usr/lib/armbian/armbian-zram-configの中身はシェルスクリプトで、activate_ramlog_partition関数によって /var/logの初期化が行われています。

:
中略
:
activate_ramlog_partition() {# /dev/zram0 will be used as a compressed /var/log partition in RAM if# ENABLED=true in /etc/default/armbian-ramlog is setENABLED=$(awk -F"="'/^ENABLED/ {print $2}' /etc/default/armbian-ramlog)[["$ENABLED"!="true"]]&&return# read size also from /etc/default/armbian-ramlogramlogsize=$(awk -F"="'/^SIZE/ {print $2}' /etc/default/armbian-ramlog)disksize=$(sed -e 's/M$/*1048576/' -e 's/K$/*1024/'<<<${ramlogsize:=50M}| bc)# choose RAMLOG_ALGORITHM if defined in /etc/default/armbian-zram-config# otherwise try to choose most efficient compression scheme available.# See https://patchwork.kernel.org/patch/9918897/if ["X${RAMLOG_ALGORITHM}"="X"];thenfor algo in lz4 lz4hc quicklz zlib brotli zstd ;doecho${algo}>/sys/block/zram0/comp_algorithm 2>/dev/null
        doneelseecho${RAMLOG_ALGORITHM}>/sys/block/zram0/comp_algorithm 2>/dev/null
    fiecho -n ${disksize}> /sys/block/zram0/disksize

    # if it fails, select $swap_algo. Workaround for some older kernelsif [[$?==1]];thenecho${swap_algo}> /sys/block/zram0/comp_algorithm 2>/dev/null
        echo -n ${disksize}> /sys/block/zram0/disksize
    fi

    mkfs.ext4 -O ^has_journal -s1024-L log2ram /dev/zram0
    algo=$(sed's/.*\[\([^]]*\)\].*/\1/g'</sys/block/zram0/comp_algorithm)echo -e "### Activated Armbian ramlog partition with ${algo} compression">>${Log}}# activate_ramlog_partition
:
中略
:

上記の関数で mkfs.ext4を実行しているので /var/log以下はまっさらな状態になりますが、armbian-ramlogサービスによってログのバックアップとリストアが行われています。こちらのスクリプトは /usr/lib/armbian/armbian-ramlogにあります。もう一度 armbian-ramlogサービスを確認してみます。

$ systemctl cat armbian-ramlog
# /lib/systemd/system/armbian-ramlog.service
# Armbian ramlog service
# Stores logs in (compressed) memory
# This service may block the boot process for up to 30 sec

[Unit]
Description=Armbian memory supported logging
DefaultDependencies=no
Before=rsyslog.service sysinit.target syslog.target
After=armbian-zram-config.service
Conflicts=shutdown.target
RequiresMountsFor=/var/log /var/log.hdd
IgnoreOnIsolate=yes

[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/usr/lib/armbian/armbian-ramlog start
ExecStop=/usr/lib/armbian/armbian-ramlog stop
ExecReload=/usr/lib/armbian/armbian-ramlog write
RemainAfterExit=yes
TimeoutStartSec=30sec

[Install]
WantedBy=sysinit.target

/usr/lib/armbian/armbian-ramlogを見てみると syncToDisk関数と syncFromDisk関数で /var/logと /var/log.hddのやり取りをしているのがわかります。

:
中略
:
syncToDisk () {
        isSafe

        echo -e "\n\n$(date): Syncing logs to storage\n"|$LOG_OUTPUTif ["$USE_RSYNC"=true];then${NoCache} rsync -aXWv--delete--exclude"lost+found"--exclude armbian-ramlog.log --links$RAM_LOG$HDD_LOG2>&1|$LOG_OUTPUTelse${NoCache} cp -rfup$RAM_LOG-T$HDD_LOG2>&1|$LOG_OUTPUTfi

        sync
}syncFromDisk () {
        isSafe

        echo -e "\n\n$(date): Loading logs from storage\n"|$LOG_OUTPUTif ["$USE_RSYNC"=true];then${NoCache} rsync -aXWv--delete--exclude"lost+found"--exclude armbian-ramlog.log --exclude *.gz --exclude='*.[0-9]'--links$HDD_LOG$RAM_LOG2>&1|$LOG_OUTPUTelse${NoCache}find$HDD_LOG* -maxdepth1-type f -not\(-name'*.[0-9]'-or-name'*.xz*'-or-name'*.gz'\)| xargs cp -ut$RAM_LOGfi

        sync
}
:
中略
:

syncToDiskは cron によって一日一回行われているようです。

$ cat /etc/cron.daily/armbian-ram-logging
#!/bin/sh
/usr/lib/armbian/armbian-ramlog write >/dev/null 2>&1

ZRAM はメモリ上に展開しているためシャットダウンするとデータが消失してしまいます。ルートファイルシステムに含まれる /var/log.hddにバックアップを取り、起動時はそこからリストアを行うことで恒久化しているようです。

ログを確実に残しておきたいような場合は /etc/default/armbian-ramlogの ENABLEDを true以外にして ZRAM を無効にしておいた方がいいかもしれません。（microSDの寿命を縮めるかもしれませんが）

ネットでパスワード生成出来るサービスあるじゃないですか？アレって生成結果保存してどっかに売ってたりするのかなとか思ったのでローカルでパスワードを生成することにしましたっていうだけの話。あまり精度は求めていません。

基本は前回と同じですでパターンに記号を追加しただけです。

mattintosh.hatenablog.com

Ascii の文字コードに関しては 8 進、10 進、16 進とありますが、ここでは 10 進を用います。0 から 127 までの間で文字として使えるのは 33 から 126 までです。

$ ascii -d
    0 NUL    16 DLE    32      48 0    64 @    80 P    96 `   112 p
    1 SOH    17 DC1    33 !    49 1    65 A    81 Q    97 a   113 q
    2 STX    18 DC2    34 "    50 2    66 B    82 R    98 b   114 r
    3 ETX    19 DC3    35 #    51 3    67 C    83 S    99 c   115 s
    4 EOT    20 DC4    36 $    52 4    68 D    84 T   100 d   116 t
    5 ENQ    21 NAK    37 %    53 5    69 E    85 U   101 e   117 u
    6 ACK    22 SYN    38 &    54 6    70 F    86 V   102 f   118 v
    7 BEL    23 ETB    39 '    55 7    71 G    87 W   103 g   119 w
    8 BS     24 CAN    40 (    56 8    72 H    88 X   104 h   120 x
    9 HT     25 EM     41 )    57 9    73 I    89 Y   105 i   121 y
   10 LF     26 SUB    42 *    58 :    74 J    90 Z   106 j   122 z
   11 VT     27 ESC    43 +    59 ;    75 K    91 [   107 k   123 {
   12 FF     28 FS     44 ,    60 <    76 L    92 \   108 l   124 |
   13 CR     29 GS     45 -    61 =    77 M    93 ]   109 m   125 }
   14 SO     30 RS     46 .    62 >    78 N    94 ^   110 n   126 ~
   15 SI     31 US     47 /    63 ?    79 O    95 _   111 o   127 DEL

実際に 33 から 126 までの文字を並べてみると下記のようになります。今回はこれらの文字列を使います。

!"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~

ランダム文字列を生成する際に上記の文字列を変数として呼び出すので変数として登録しますが、この文字列を変数に格納しようと下記のようにコードを書いても正しく動きません。

str=!"#$%&'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~

いくつか書き方がありますが、ここでは $''記法を使います。文字列のうち、シングルクォートのみ、バックスラッシュでエスケープしておく必要があります。

str=$'!"#$%&\'()*+,-./0123456789:;<=>?@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}~'
    ^ ^     ^                                                                                        ^

文字列ではなく、コマンドの実行結果で格納したい場合は enumや jotコマンドなどを使うのが手っ取り早いと思います。上記の文字列もこのコマンドで出力したものですがこの二つのコマンドは seqコマンドには無い、文字で出力するというオプションがあります。

（これらのコマンドのランダムオプションでも生成出来ますが遅いので今回はシェルのビルトインコマンドで行います）

enum（Linux）

enum -s""-c START END
enum -s""-c33126str=$(enum -s "" -c 33126)

jot（macOS）

jot -s""-c COUNT START
jot -s""-c9433str=$(jot -s "" -c 9433)

文字列を格納したら欲しい文字列長でループを回して1文字ずつ取り出します。

length=16for ((i=0; i<length; i++))doprintf'%s'"${p:$((RANDOM%${#p})):1}"done

適当に randという関数を作成します。

rand(){length=$1
    for ((i=0; i<length; i++))doprintf'%s'"${p:$((RANDOM%${#p})):1}"done}

何回か回してみます。

for ((i=0; i<10; i++)); do rand 16;echo;done

LIB)SyOH_RC[[QC[
X=b.'?Xw1S1_&"q~
-2#2X+aoaSWbNPAB
9_C7+v3gYSE?w~7?
kSc;]<<9+T3BgNea
x"%@0(E1[.!}2}5&
LtD|;sOa-.G#ZM+H
XCd#l9XY]/5^${YE
-8&'@%)Q//#aMKOg
9dE,qp3"`/I>uz},

同じ文字が連続しない文字列が欲しければ grepなんかで除外。

for ((i=0; i<10; i++)); do rand 16;echo;done | grep-v-E'(.)\1'

enumで生成する

LEFT .. COUNTx STEP .. RIGHTがちょっと変わった書式です。

$ i=32
$ enum -c -r -s "" 34 .. ${i}x .. 126
=%FU,r@Z4vXL~Y5";Xj[t%R9pY&7m$x,

jotで生成する

$ i=32
$ jot -c -r -s "" ${i} 33 126
iacA}9P}T3CFsqEa>:#'N{%#AhqBMtQV

「検証時に dstat を使用したいのでインストールしておいてください」と言われたので。

まぁ dstat くらいあるだろうと思って yum search dstatしてみたけど出てこなかったので CentOS 8 に dstat は移植されていないっぽい。原因としては恐らく Python 2 系から 3 系に変更されたからではなかろうか。

とりあえず CentOS 7 時代の頃の dstatパッケージをアーカイブから取得して依存関係を無視してインストールする。

curl -LO http://mirror.centos.org/centos/7/os/x86_64/Packages/dstat-0.7.2-12.el7.noarch.rpmrpm-i--nodeps dstat-0.7.2-12.el7.noarch.rpm

dstat内部で /usr/bin/pythonをハードコーディングで呼んでいるらしく、Python 3 系では動かないので python2パッケージをインストールしてシンボリックリンクを置いておく。

yum install python2
ln -s python2 /usr/bin/python

Banggood で Anne Pro 2 と一緒に FEKER というブランドの DSA プロファイル PBT キーキャップを注文していました。メカニカルキーボードを使い始めて数ヶ月経つものの、もともとパンタグラフを使っていたのでやっぱり OEMプロファイルの高さがあるキーキャップに慣れない…ということで Anne Pro 2 に DSA プロファイルのキーキャップを付けて POK3R っぽくしようと思っていました。

OCS から佐川に引き渡されてから待つこと一週間…ようやく届きました。

早速 Anne Pro 2 のキーキャップを外して DSA プロファイルのキーキャップを付けてみたのですがなんだかイマイチ…。色のせいでしょうか。そんなに悪くないとは思ったのですが何か違う。

そこでお払い箱状態だった Majestouch Convertible 2 に付けてみたら滅茶苦茶合う！この Majestouch は黒軸なんですが、黒軸ならではなの撫で打ちも DSA ならとてもやりやすく、黒軸の押下圧も全然気にならないくらいに楽しく打てる。純正のキーキャップよりもさわり心地が柔らかくタイピングしていてとても楽しい！

今回、104 キーで注文しておいたので Majestouch Convertible 2 TKL のすべてのキーを入れ替えました。商品写真では白っぽいキーに見えますが、後ろに置いてある Anne Pro 2 ホワイトを見るとわかる通り、若干ベージュです。

商品ページを見るとこの製品、昇華印刷（PBT Sublimation Keycaps）となっているんですがどう見ても二色成型なんですよね…。フォントの端が若干潰れていたりと、二色成型の精度はそれほど高くないですが値段を考えればこんなものでしょう。

無駄に高さのあった Majestouch Convertible 2 TKL も DSA プロファイルキーキャップでスマートに。

バリの処理が甘いところもありますがあまり目立たない位置なので気にしてません。その辺に転がってるキーキャップは Anne Pro 2 のものですので気になさらないよう。

この記事は写真のキーボードで書いていますが、指を高く上げなくていいので指が疲れず、キーごとの高さがフラットでスムーズに運指が出来るので非常に打ちやすいです。あぁこれだよこれ…って感じ。

以前、Amazonで手軽に手に入るということで KBParadise の ABS 二色成型キーキャップを買ったんですが、今回のキーキャップの方が断然良いです。

でもケースがカンカン煩いのはかわらないようで…。これはもう 87 キーなので仕方ないですね。

このキーキャップは Banggood で 2,000 円前後で買えます。ちょいちょいセールをやっていて自分が購入したときは 2,088 円でした。61 キーと 104 キーのバリエーションがあります。商品を注文してからだいたい 14 日で届きました。

www.banggood.com

AliExpress で DSA プロファイルのキーキャップをあと 2 つほど注文してあるので届くのが楽しみです。